矢島聖蘭(関東第一)が戦う競技かるたの世界とは?現8段の高校生女王の経歴は?

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今夜放送の「マツコの知らない世界」にかるたに青春のすべてをかけている高校生3人が登場します。

関東第一高校の高校生だという彼女がかるたに魅せられたきっかけや現在取得している段位、競技かるたをするときに心がけていること、家族とのかかわりなど学生生活とかるたのことについて調べてみました。

かるた一筋の彼女のかるたにかける情熱を調べてみました。

かるた競技を始めたきっかけ

競技かるたを始めたのは5年生の4月から。 先に始めていた高校生の姉が出場していた大会を見に行き、はらった札が自分のところに飛んできた時に「カッコいい」と思ったことがきっかけだった。 ちょうどその頃、競技かるたを舞台にした映画『ちはやふる』がヒットしていた影響もあったという。2019/04/18
引用元:townnews

その後、自宅近くの「府中白妙会」に入会します。「ちはやふる」のモデルとなった会なのだそうです。自分の身近にあったこと、すぐに覚えることができた自信ともっと上手になりたいという意欲があってのめりこんで行ったのかなあと思います。

「第31回全国競技かるた小学生選手権大会」の小学5年生の部で優勝したことからかるたの世界によりのめりこんで行ったようです。

誰よりも練習を重ねたということで優勝という事実は、努力を重ねれば夢はかなうという成功体験は絶対的な自信につながり、もっともっとという上を目指す気持ちが強き、更に練習に力が入り結果がついてくるという好循環が生まれてきたのではないかと思います。

好きなことを好きなだけできるって幸せですよね!

かるたの成績

2024.06.02

第56回全国女流選手権大会(A)

第56回女流選手権大会

2024年6月2日(日) 於:あわら温泉 清風荘

出場:62名

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優勝  野添美依奈 五段 (大津あきのた会)

準優勝 矢島聖蘭 七段 (関東第一かるた会)

3位  中島莉衣瑠 五段 (神戸大学かるた会)

3位  西えりか 五段 (彩雲かるた会)

4位  太田知里 六段 (石川かるた会)
4位  高橋虹奈 五段 (三島せせらぎ会)
4位  太田智絵 五段 (三重若菜会)
4位  小川理緒 六段 (東京大学かるた会)

―――――――――――――――――――――――――――

決勝 読手  稲葉 修至 専任読手

矢島 聖蘭七段(関東第一)  ×15〇 野添美依奈五段(大津あきのた)
引用元:第56回全国女流選手権大会

現在7段という矢島聖蘭さん。

大会の結果で昇格したのでしょうか?現在は8段のようですね。

2024.07.20

第46回全国高等学校選手権大会(団体戦)

結果
優勝
関東第一高等学校(東京) 2年連続2回目
準優勝
浦和明の星女子高等学校(埼玉)
3位
中津南高等学校(大分)
4位
熊本高等学校(熊本)
ベスト8
静岡東高等学校(静岡)
駒場高等学校(東京)
平塚江南高等学校(神奈川)
市川高等学校(千葉)
引用元:競技かるた高校選手権大会

関東第一高校としても優勝していますね。

一人の力では優勝は難しいので部員の1人1人の力が、努力がずば抜けているのではないかと思います。

矢島聖蘭さんの過去の受賞歴を調べてみました。

第102回全国競技かるた横浜大会
矢島聖蘭 A級優勝

第76回全国競技かるた東京大会
 矢島聖蘭 A級 4位入賞

第71回全国競技かるた東京白妙大会
 矢島聖蘭 A級 4位入賞

第51回全国競技かるた大分大会(2023)
 矢島聖蘭 A級優勝  (この大会でポイントが加算され6段へ昇格しています)

輝かしい成績を残されています。強すぎて大会に行くと嫌な顔をされるとおっしゃっていました。大学生相手に練習しているくらいですから、強くなるのも当たり前というか、必然ですよね。

かるたを極めるためにしていること

かるたを始めた当時は、平日は学校が終ってから週2日午後10時まで、土日はほぼ1日中練習を重ねていたそうです。年上の方と試合形式での練習を重ねていたということから、練習が実践みたいなことなのでしょうから、大会にも自信を持って出られますよね。

かるたの練習に行かないときには自宅でフローリングにしるしをつけて素振りの練習を重ねていたようです。コロナ禍の時も練習ができなかったことから、手首に250gの重りを付けて素振りをしていたそうです。

競技かるたは「畳の上の格闘技」とも呼ばれ、記憶力・瞬発力・集中力・体力が必要な競技です。日々の活動では競技かるたの試合やはらい練習などを行っています。
引用元:埼玉県立岩槻高等学校

これは、もはやスポーツですね。畳の上のスポーツと言われていることも納得がいきます。

競技かるたを制するためには最低限でも100人一首を覚えることです。上の句、下の句があるのですが、読まれるのは上の句のみ、上の句を読んだら下の句を取る!これが競技かるたです。

100人一首を覚える記憶力、札を瞬時に読み取る瞬発力、競技の時間が30分から1時間と長い時間がかかるので、集中力が必要です。

競技かるたは奥が深く、引き寄せられてしまう魅力がたくさん詰まっているようです。

かるた競技部のある高校

現在競技かるた部のある高校を調べてみました。

大まかですが、頑張っている高校生はキラキラしていますね。

かるた部のある高校「首都圏」
(東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城)

  • 男子校:2校
  • 女子高:16校
  • 共学:91校

かるた部のある高校「関西」
(大阪・京都・奈良・兵庫)

  • 男子校:なし
  • 女子高:7校
  • 共学:54校

調べてみたのは関東と関西のみですが、やはりマイナースポーツでもなく文化部でもないということで部活として活動しているところは少ない印象です。

矢島聖蘭さんのまとめ

かるた競技を始めたきっかけは、お姉さんがしていたかるたを見に行った時に「カッコいい」と思い自分もやってみたいと思ったことがきっかけです。

かるたの成績は第56回全国女流選手権大会(A)準優勝です。その後8段に昇格しているようです。

かるたを極めるためにしていることは日々の努力と重りを付けての素振り。

かるた競技部のある高校は関東で109校、関西で61校です。

かるたと一口に言っても奥が深いものだと知りました。この聞きなじみのない競技かるたに青春をかけてやっている姿が素晴らしいです。

今後の活躍に期待です。

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